Tokyo Document Recovery Assistance Force
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2012年5月30日水曜日

神奈川県立公文書館による被災公文書レスキュー事業にドライクリーニングボックスが活用されています




神奈川県立公文書館が昨年10月にスタートした被災公文書レスキュー事業に、東文救のドライクリーニングボックスが導入され、乾燥した汚泥の除去に使われています。

レスキューの対象資料は岩手県陸前高田市の公文書。陸前高田市が修復を希望する永年保存文書を中心に、緊急雇用基金を活用した作業者による復旧作業が進められ、昨年度は514点が、復旧されました。

これに続き今年度は700点への作業が進んでいます。作業は9月まで継続され、累計で合計で約1200点の公文書を使用に耐える状態にまで復旧し、市側に返却する予定です。

また、これに併せて同館では、一階のロビーにレスキュー事業の概要を知らせるミニ展示を行なっています。作業の工程が一目でわかるパネルとともに、作業で使用する資材や道具を展示しています。




同館のサイトには以下のページが掲載されており、昨年度から現在までのレスキュー事業が概観できます。