レスキューの対象資料は岩手県陸前高田市の公文書。陸前高田市が修復を希望する永年保存文書を中心に、緊急雇用基金を活用した作業者による復旧作業が進められ、昨年度は514点が、復旧されました。
これに続き今年度は700点への作業が進んでいます。作業は9月まで継続され、累計で合計で約1200点の公文書を使用に耐える状態にまで復旧し、市側に返却する予定です。
また、これに併せて同館では、一階のロビーにレスキュー事業の概要を知らせるミニ展示を行なっています。作業の工程が一目でわかるパネルとともに、作業で使用する資材や道具を展示しています。
同館のサイトには以下のページが掲載されており、昨年度から現在までのレスキュー事業が概観できます。
- 陸前高田市役所の公文書レスキューをスタート (平成23年10月)
- 公文書レスキュー事業の現在 (平成24年2月)