国立公文書館が支援しての古市市役所の被災公文書の復旧作業が12日から、市内の県立水産科学館で開始されました。現地雇用された作業員は8名で、被災した住居表示台帳約1,000枚等の泥汚れ、塩抜き、乾燥・フラットニングに今月一杯、従事します。復旧技術には東文救システムが採用されています。市総務課は「住居表示台帳はデータベース化されていなかったのでとても助かる」(毎日新聞の記事から引用)。
作業者の皆さんに技術を伝授する国立公文書館修復係のスタッフ。
海水を浴びた文書が平らにすっきりと仕上がり、悪臭も消えた。
毎日新聞(9月14日付け)の記事「東日本大震災:津波で汚れた公文書を修復---宮古/岩手」
国立公文書館における震災への取組