宮城県石巻市教育委員会鷲の巣埋蔵文化財整理室(石巻市大瓜字鷲の巣)に9月5日に東文救文書復旧システムが導入されました。ここでは、被災した石巻文化センター所蔵資料の復旧が、雇用された三名の作業者の方により行なわれます。システム設営には約2時間、スキルトレーニングには約半日を要し、すぐに作業が開始されました。下記は設営から作業開始までの動画です。
なお、この導入にあたっては公益社団法人企業メセナ協議会の東日本大震災芸術・文化による復興支援ファンドから助成をいただきました。
作業者の皆さんに技術を伝授する国立公文書館修復係のスタッフ。
海水を浴びた文書が平らにすっきりと仕上がり、悪臭も消えた。
毎日新聞(9月14日付け)の記事「東日本大震災:津波で汚れた公文書を修復---宮古/岩手」
国立公文書館における震災への取組
国立国会図書館カレントアウェアネス:E1210 - 被災地支援活動紹介(2)遠野文化研究センター
遠野文化研究センターへの東文救文書復旧システム導入報告